「もう時間がない…」と焦るのは当然。でも大丈夫。宅建は“やることを絞って、回す順番を決める”だけで、残り60日でも十分に追いつけます。ここでは、9月の連休(敬老の日・秋分の日まわり)を最大化しながら、平日は最低限・休日に一気に積み上げる現実的な逆算プランをまとめました。
宅建短期合格に必要な時間と考え方
目安の学習総量は約300時間。残り60日なら「平均1日5時間」ですが、毎日同じはムリ。そこで、平日=1.5〜2時間/休日=5〜7時間の“波”で稼ぎます。
- 平日(最低限):過去問の回転+スキマの音声学習/通勤・家事で上乗せ
- 休日(積み増し):模試形式(50問)→即日復習→弱点ノート更新
- 迷ったら科目優先順位:宅建業法 → 法令上の制限 → 権利関係
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60日逆算スケジュールの全体像
8月後半〜9月前半:インプット完了+過去問1周(○×論点の棚卸し)
9月後半(連休含む):模試で弱点の可視化→重点テーマの潰し込み
10月前半:総復習と直前の型作り(解く順番・時間配分・見直し手順)
- 週次KPI:業法40問/法令上30問/権利関係40問(=週110問)
- 復習ルール:「間違えた理由」を1行でメモ(知識不足/ケアレス/読解)
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9月連休を“点数に変える”使い方
- 連休1日目:50問通し → 自己採点 → 分類(A=確実/B=要復習/C=要暗記)
- 連休2日目:B・Cのみ再演習+テキスト逆引き → 語句・数値は暗記カード化
- 連休3日目:時短リハーサル(35分×2セット)で解く順番と配点感覚を最適化
権利関係は“頻出だけ”を狙い撃ち。たとえば相続・代理・意思表示・物権変動などの得点源テーマを過去問で横断回し。
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直前1ヶ月の優先科目と勉強順序
最後の1ヶ月は配点が高く、安定して取りやすい順に仕上げます。
- 宅建業法(20点台を安定):肢で狙われる言い回し・数字をパターンで暗記
- 法令上の制限:面積・数値は表で一括暗記→当てはめ練習
- 権利関係:条文知識は出題頻度順に回す。深追いしすぎない“撤退ライン”を設定
“平日ミニマム×休日積み増し”サンプル時間割
平日(合計90〜120分)
・通勤・家事:音声学習(20〜30分)
・昼休み:過去問10問(25分)→見直し(10分)
・夜:過去問20問(40分)→弱点メモ(10分)
休日(合計300〜420分)
・模試50問(120分)→即採点(15分)→弱点潰し(90分)→休憩(30分)→再演習(60分)
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60日ロードマップ(週間タスク表)
- Week1–2:業法を一気に底上げ(過去問2周/誤肢パターン暗記)。法令上は頻出数値だけ拾う
- Week3–4:権利関係は頻出TOP10に限定。業法は毎日維持(10問)
- Week5(9月連休):模試→弱点潰し→時短リハ。法令上の表暗記を確定
- Week6:本番フォーマット確立(解く順番・配点感覚・見直し手順)
- Week7–8:総復習。誤答カードだけを回転。迷う論点はスパッと捨てる
得点直結の学習テクニック
- 誤答カード法:「論点/正解肢の根拠/自分の誤解」を1行で。見返しは1枚10秒以内
- 音声学習オン:移動・家事・入浴=インプット時間に変換(講義・自作音声メモ)
- “3回転ルール”:同じ50問を短期間で3回転→正答率が伸びる
- 時間配分の固定:業法→法令上→権利の順で、各ブロックの“打ち切り時間”を事前に決める
当日を見据えた仕上げ(直前1〜2週間)
- 毎日:過去問25問(時短)+誤答カード
- 3日前:模試1回→誤答のみ復習
- 前日:新規インプット禁止。数字・語句・頻出論点だけ
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まとめ
残り60日でも、業法の底上げ→連休で模試×弱点潰し→直前は配点順で仕上げの流れなら、合格ラインに届きます。やることはシンプル。迷ったら“優先順位”へ戻るだけ。今日から波をつけて回し切ろう。
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