民法が苦手…でも、捨てないで!
宅建試験の中でも「難しい」「意味がわからない」と言われやすいのが権利関係(民法)。 実際、条文の細かさや抽象的な内容で苦手意識を持つ人も多いです。
でも実は、過去問を分析してみるとよく出るテーマが決まっているんです。 「出るところだけ」を押さえれば、4〜5点はしっかり得点できるんですよ。
【出題頻度ランキングTOP10】よく出るテーマを押さえる
ここでは、過去10年の本試験をもとに、権利関係でよく出題されるテーマをランキング形式でご紹介します。
順位 | テーマ | 出題頻度 |
---|---|---|
1位 | 意思表示(錯誤・詐欺・心裡留保) | 毎年ほぼ出題 |
2位 | 時効(取得・消滅) | 高頻度 |
3位 | 代理(復代理・無権代理・追認) | 高頻度 |
4位 | 契約解除・履行遅滞・損害賠償 | 高頻度 |
5位 | 賃貸借契約 | ほぼ毎年 |
6位 | 抵当権と登記 | やや高頻度 |
7位 | 連帯債務・保証債務 | やや高頻度 |
8位 | 不法行為・債務不履行 | やや高頻度 |
9位 | 共有・相続 | 年による |
10位 | 借地借家法 | 毎年1問程度 |
まずはこの10テーマをおさえておくと、「見たことある!」問題がグッと増えてきます。
「出るところだけ」覚えればOK
全部を完璧にしようとすると、どうしても時間が足りなくなります。 大事なのは「出やすいテーマに集中する」こと。 特に意思表示・時効・代理は毎年出る超重要テーマなので、捨てるのはもったいない。
逆に、「登記の詳細」「相続の特殊パターン」などは出題されても正答率が低いので、後回しでも大丈夫。
民法が苦手な人ほど、問題から慣れよう
テキストで条文を暗記するよりも、問題演習から入った方が効率的。 過去問を見て、「あ、こういう聞かれ方するんだ」と気づくことが増えてきます。
特に、フォーサイトのように解説→合格カード→スマホ復習まで一貫してできる教材だと、理解と暗記の両方がしやすくなります。
3ステップで民法を得点源に変える
- STEP1:出題頻度の高いテーマをざっくり把握
- STEP2:過去問を解いて「問われ方」に慣れる
- STEP3:間違えた問題だけを合格カードで復習
この流れで学習すると、民法の「難しい…」が少しずつ「取れるかも!」に変わっていきます。
合格カードは民法暗記の救世主
「スマホでサッと確認できるカード」があるだけで、移動中やスキマ時間の勉強効率が格段にアップします。 忘れやすいテーマを“ちょっとずつ・何度も”見返せるから、記憶に残りやすい。
苦手な民法こそ、工夫して得点源に変えていきましょう。
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