宅建試験に合格しても、それだけでは「宅地建物取引士」として仕事をすることはできません。宅建士証の交付を受けるためには、必要な手続きがあります。この記事では、宅建合格後にやるべきこと、登録実務講習の内容、宅建士証取得までの流れを解説します。
宅建合格後に必要な手続き一覧
- 1. 実務経験の確認
- 2. 登録実務講習の受講(実務経験がない場合)
- 3. 宅建取引士登録申請
- 4. 宅建士証の交付申請
1. 実務経験がない場合は「登録実務講習」を受講
- 宅建業の実務経験2年未満の場合は必須
- 2日間のスクーリング+修了試験(通信教材あり)
- 登録講習機関(LEC・TAC・フォーサイトなど)で受講
2. 宅地建物取引士登録申請
- 申請先:住所地の都道府県庁
- 必要書類:登録申請書、合格証書、講習修了証、住民票、誓約書など
- 登録手数料:3万7千円前後
3. 宅建士証の交付申請
- 登録完了後、宅建士証の交付を申請
- 交付手数料:4,500円程度
- 本人確認書類と顔写真が必要
宅建士証を取得すれば「名乗って業務」が可能
- 宅建士証がなければ重要事項説明などの業務ができない
- 不動産会社に就職予定の場合、登録を早めに済ませておくと有利
フォーサイトでも登録実務講習を開講
- 受講しやすいスケジュールと全国対応
- 本試験と同じく効率重視の構成
- 通信とスクーリングがセットで初心者でも安心
まとめ
- 宅建合格後は登録・講習・交付申請が必要
- 実務経験がない人は登録実務講習の受講が必須
- 早めの手続きでスムーズに宅建士証を取得しよう
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