「フォーサイトの合格率75%って、本当なの…?」
宅建の通信講座を比較していると、フォーサイトの合格率の高さに目を引かれますよね。全国平均の約4倍という数字を見て、「これなら自分も受かるかも」と期待する気持ちと、「さすがに盛ってない?」という疑問が同時にわくのは自然なことです。
私自身もフォーサイトで宅建に合格しましたが、受講前は正直この数字に半信半疑でした。だからこそ、合格率の「算出方法」「母数の定義」「他社との比較が難しい理由」まで徹底的に調べました 🔍
この記事では、フォーサイトの合格率を「すごい!」で終わらせず、数字の裏側まで読み解いていきます。講座選びで後悔しないために、ぜひ最後まで読んでみてください。
まず確認|フォーサイト宅建講座の合格率データ(2025年度試験)
2025年度(令和7年度)の宅建試験におけるフォーサイト受講生の合格率と、全国平均を並べてみます。
| 項目 | フォーサイト受講生 | 全国平均 |
|---|---|---|
| 合格率 | 75.0% | 18.7% |
| 倍率 | 全国平均の約4倍 | |
| 合格基準点 | 50問中33問以上正解 | |
| 全国受験者数 | — | 245,462人 |
| 全国合格者数 | — | 45,821人 |
数字だけ見ると圧倒的です。ただし、この「75%」がどうやって算出されたのかを知らないまま鵜呑みにするのは危険です。次のセクションで算出方法を詳しく見ていきます。
フォーサイトの合格率はどうやって計算されているのか
算出方法:本試験後の受講者アンケートが母数
フォーサイトの合格率は、「受講者全員」を母数にしたものではありません。本試験後に実施されるアンケートに回答し、かつ「実際に受験した」と回答した人の中で、合格した人の割合を算出しています。
計算式を整理するとこうなります。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 分子 | アンケート回答者のうち「合格した」と回答した人数 |
| 分母 | アンケート回答者のうち「受験した」と回答した人数(未受験者は除外) |
| 非回答者 | 含まれない |
つまり、教材を購入したけれど勉強が続かず受験しなかった人、受験したけれどアンケートに回答しなかった人は、分母に含まれていないということです。
なぜ「盛っている」と言われるのか?
ネット上で「合格率は嘘では?」という声が出る理由は、ここにあります。アンケートには構造的な「自己選択バイアス」が含まれます。
たとえば、合格した人は達成感からアンケートに回答しやすく、不合格だった人は回答を避ける傾向が心理学的に指摘されています。これは「調査における非回答バイアス(Non-response bias)」と呼ばれる現象で、フォーサイトに限らず、アンケート調査全般に存在する問題です。
ただし、フォーサイトはアンケート回答者全員にAmazonギフトコードを配布しており、合否にかかわらず回答にインセンティブを設けています。これはバイアスを軽減するための仕組みであり、「不合格者が回答しない問題」をある程度緩和していると言えます。
消費者庁の調査でも問題なしと判断
フォーサイトの合格率については、過去に消費者庁の調査を受けたことがあります。結果は「問題なし」。現在の集計方法は国の調査を経て認められたものです。
さらに、教育訓練給付金の対象講座として厚生労働省の検索システムに登録されており、そこでも合格率データを確認できます。厚生労働省管轄の制度に虚偽のデータを申告することはできないため、数字自体の信頼性は高いと判断できます。
👉 フォーサイトの評判全体について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください:フォーサイト宅建の評判・口コミを受講者目線で検証【2026年版】
「全国平均の4倍」は正しいのか?数字の構造を分解する
全国平均18.7%の「全国平均」とは何か
そもそも全国平均の合格率18.7%にも注意が必要です。この数字の母数は「実際に試験会場に来て受験した人」です。申込者ベースではありません。
| 指標 | 2025年度(令和7年度) |
|---|---|
| 申込者数 | 約30万人超(推定) |
| 受験者数 | 245,462人 |
| 欠席率 | 約19.8% |
| 合格者数 | 45,821人 |
| 合格率 | 18.7% |
宅建試験は毎年約20%の申込者が当日欠席します。準備不足で受験を諦めた人、記念受験レベルの人も受験者の中に含まれています。全国平均18.7%自体が、本気度の異なる受験者が混在した数字です。
フォーサイト受講生は「本気度フィルター」を通過した集団
フォーサイトの受講生は、最低でも約5〜7万円の受講料を支払って学習している層です。無料の過去問だけで記念受験する層とは、そもそもの本気度が異なります。
さらに、アンケートに回答するのは一定以上学習を進めた人が中心になるため、「お金を払って、ちゃんと勉強して、試験を受けて、アンケートにも答えた人」の合格率が高くなるのは、ある意味で当然です。
「全国平均の4倍」という数字は嘘ではありませんが、同じ条件の集団を比べた数字ではないという点は押さえておく必要があります。
他社の合格実績と比較できない理由
講座選びで「フォーサイトの合格率75%と、他社の合格者数○○人、どっちがすごいの?」と考えがちですが、この比較には大きな落とし穴があります。
| 講座タイプ | 公表指標 | 特徴 |
|---|---|---|
| 合格率で公表する講座(例:フォーサイト) | 合格率(%) | 母数が限定的(アンケート回答者)だが、受講生の質がわかる |
| 合格者数で公表する講座 | 合格者数(人) | 受講者総数が不明なため、合格率が計算できない |
| 合格実績を非公表の講座 | — | 判断材料がない |
たとえば「合格者1,000人」と言われても、受講者が2,000人なのか10,000人なのかで意味がまったく変わります。合格率を公表している講座と合格者数を公表している講座は、そもそも指標の土俵が違うため、直接比較はできません。
講座を選ぶときは、「合格率と合格者数は別の指標である」と理解した上で、自分にとって重要な情報(カリキュラム、費用、サポート体制など)を総合的に判断することが大切です。
👉 費用面やセット内容の比較はこちらが詳しいです:【2026年版】フォーサイト宅建バリューセット1・2・3の違いと選び方
結局、フォーサイトの合格率は「信頼できる」のか
信頼できるポイント
ここまで分析した内容を踏まえて、フォーサイトの合格率が信頼できると言える根拠を整理します。
| 観点 | 評価 |
|---|---|
| 算出方法の透明性 | アンケートベースであることを公式サイトで明示 |
| 第三者の検証 | 消費者庁の調査で問題なしと判断 |
| 公的制度との整合性 | 教育訓練給付金の検索システムで合格率を確認可能 |
| 不正防止体制 | データは社内全従業員が閲覧可能で不正操作が困難 |
| 回答インセンティブ | 合否にかかわらずAmazonギフトコードを配布 |
| 過去の正直な公表 | 全国平均を下回った年度も公表した実績あり |
ただし、読むときに注意すべきこと
一方で、数字を「額面どおり」に受け取ると判断を誤ります。以下の点は必ず頭に入れておいてください。
まず、「受講者全員の合格率ではない」という点。教材を買っただけで勉強しなかった人、途中で挫折した人は分母に入りません。次に、アンケート非回答者のバイアス。回答にインセンティブはあるものの、不合格者の非回答率が合格者より高い可能性はゼロではありません。そして、全国平均との比較は「同じ母集団同士」の比較ではないということ。本気度が異なる集団の合格率を並べている構造を理解した上で読む必要があります。
つまり、フォーサイトの合格率は「嘘ではないが、”フォーサイトを買えば75%の確率で受かる”という意味ではない」というのが正確な読み方です。
👉 コスパや返金保証も含めた総合評価はこちら:【2026年最新版】フォーサイト宅建講座の評判・コスパ・返金保証を徹底まとめ
押さえておきたい合格率データの読み方ポイント
- Q. フォーサイトの合格率75%は嘘なの?
A. 嘘ではありません。ただし、受講者全員ではなく「本試験後のアンケート回答者(受験済み)」が母数です。消費者庁の調査で問題なしと判断された実績があり、教育訓練給付金の検索システムでも確認できる数字です。算出方法を理解した上で参考にするのが正しい読み方です。 - Q. 全国平均の4倍って、そのまま信じていい?
A. 計算上は正しい数字ですが、「同じ条件の集団同士」を比べた結果ではありません。フォーサイト受講生は受講料を支払い一定の学習をした層であり、記念受験者も含む全国平均と単純に並べるのは公平ではありません。とはいえ、受講生の合格率が高い水準にあること自体は事実です。 - Q. 他の通信講座と合格率を比べられないの?
A. 合格率を公表している講座と、合格者数で公表している講座では指標の定義が異なるため、直接比較できません。講座を選ぶときは、合格実績だけでなく、教材の質・カリキュラム・サポート体制・費用を総合的に見ることをおすすめします。 - Q. 合格率が高い講座を選べば受かる?
A. 合格率はあくまで「その講座を使ってしっかり学習した人の結果」です。教材が優れていても、自分が学習を継続できなければ合格には届きません。大切なのは、合格率の数字そのものより、自分の生活スタイルに合ったカリキュラムかどうかです。
まとめ|合格率の「数字の意味」を正しく読んで講座を選ぼう
フォーサイト宅建講座の合格率75%は、嘘でも誇張でもなく、一定のルールに基づいて算出された信頼できるデータです。消費者庁の調査も通過しており、データの不正が難しい体制も整っています。
ただし、「買えば75%で受かる」という意味ではありません。合格率の母数はアンケート回答者であり、しっかり学習して受験まで到達した人たちの結果です。裏を返せば、教材をきちんと使いこなせば高い確率で合格できるということでもあります。
講座選びで大切なのは、合格率の数字だけを比べることではなく、「その数字がどういう条件で出されたものか」を理解した上で、自分に合った講座を選ぶことです。
迷っている方は、まずフォーサイトの無料資料請求でテキストや講義のクオリティを確認してみてください。数字の裏付けとなる教材の質を、自分の目で確かめることが一番の判断材料になります ✨
関連おすすめ記事
\応援クリックしていただけると嬉しいです/

コメント